目からビーム撃つな宇宙人


目から火が出るって表現がある。
頭とかを打って、視神経に衝撃が走り目の前に光が飛び交う状態である。
無論、実際に目から火花が出るわけではない。

しかしだ。
宇宙人やらミュータントは目からビーム撃ちまくる。
スー○ーマンとかで○ことかみたいな宇宙人とか、X-M○Nのサイク■プス
とかそのあたりは目からビームを撃つわけなんだけど…

しかし、このビームって何だ?

目って水晶体とかガラス体とかあるから荷電粒子発射するよりは光出す
方がまだ可能性としちゃありうるっていえばありうる。
(五十歩百歩どころか九十九歩百歩の違いだろうけど…)

荷電粒子発射するには生体コイルが必要になりそうだが、そんなもんを
目に付けるってのはいくらなんでも…

でもちょっと待って欲しい。
目から可視波長の指向性を持った光を撃つってのは…仮にこれがレーザーだと
仮定すると、この宇宙人やミュータントの目、我々のそれとは相当違った
代物になりそうである。

眼底に100%反射するミラーがあり、レンズ体は98%反射するレンズである…
おまけに水晶体で光を発生させるってことに。
発生させた際の熱は何処に行くんだよ。頭がすごく加熱しそうだ
アリストテレスみたいに脳が血液を冷やすとでもいうのならともかく、脳みそが
沸騰しかねんぞまったく。

…そもそもこいつら「目でものを見ているのか?」
目自体が、見るための機能ではなく発光のための器官であるなら問題は少なそうだ。

いずれにしても発光のための組織は別に持つべきだろうなぁ。
発光する生物自体は結構いるけど、目を発光させる生物ってのは多分いないのでは
ないかと思う。いや、光の反射で鋭い眼光ってのはあるんだけれども。

発光する生物の代表といえばまずはホタルだろう。
ホタルの発光の化学反応、ホタルルシフェリンとホタルルシフェラーゼ、そしてATPの
光エネルギーへの転換効率はなんと90%近くともいわれ、ほとんどといっていいくらい熱を
発生させない。
これで指向性あったらぶっちゃけ危なすぎる。

それでなくてもホタルってヤバイんだけどね。
実のところホタルが光る理由ってのは毒性をもっているためで、
幼虫やさなぎには毒があり、魚とかが食いつくと麻痺してしまうので
警戒色として光っているらしい…

光自体で攻撃ってのはあまり有効な攻撃とは思えない。
光速っていうメリットは、相手が高速で動いている場合や距離が離れている
場合には有効だろうけどさ。

光で攻撃するとしたら、目くらましぐらいしかないだろう。
…実際自然界には結構そういう生物はいる。
ウミホタルやコウモリダコなんかはそういう閃光を放つことで目くらましを行い、
んでもって、捕食者などから逃れたりする。

こういう目くらましってのは海だから有効なのかもしれない気もする。
暗黒の世界でわずかな光を関知するための鋭敏な器官を持つ相手が、
急に激しい光に襲われたらびっくりするだろう。

それにしてもコウモリダコって学名Vampyroteuthis infernalis なんだけど、
地獄の吸血イカってかわいそ過ぎる学名だ。個人的にはかわいいと思うんだが…

さておき、陸上で発光する生物がいたとしたら、対象となる相手は強い光を嫌うが
光に敏感な相手でないと意味がないだろう。
視覚に頼る生物(鳥類やヒトなど)に有効なのではないか。例えばフクロウとか。

化学反応の系はバクテリアを体内に飼うなどで補完できるだろう。
いずれそういった生物も出てくるかもしれない。

それ以前に人間が発光生物いろいろ作ってるからなぁ。
タバコとか、豚とか。発光豚ってなんか気持ち悪いっていうかなんていうか…
目から光撃てる人間つくるとしたら、どっかのアホ(マッドサイエンティスト)が
やるからじゃないかって気がしてちょっとだけ不安になった。

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